屋根に上がり瓦を確認です 足場がかからないと上がる事はあまりない屋根です ましては瓦の5寸勾配です 滑ります 足場なしでは危険です
ひと昔前は瓦は銅線もしくは釘で止まっていましたが、流石ですビスで打ち込まれています 全体を見ても浮いてもいません シッカリと効いています
瓦の棟の下には漆喰が入るものです これは多少ですが経年経過による劣化が少しあるようです崩れているわけではないので今すぐに補修が必要と言うわけではありませんが
今回の工事期間中に補修をご希望の際は申しつけてください 当方で漆喰を詰めます
これはスゴイですね 下からでは分からないのですが、
太陽光パネルの下地がシッカリと作られています ただのせているだけの屋根が多いですがこれは安心です 金属は腐食していません 問題はなさそうです
そして雨樋です
下からでは見えなくて予感はしていましたが、
軒樋の中の写真です
黄色いマルの部分が金属だと動くタイプなので雨樋を外すことができるのですが、これは動きません よって雨樋の仮撤去はできなくなります 当初のお見積り金額より工事金額は下がります 最後に精算いたします
雨樋が仮撤去ができなくなり困るのがこれです
ここに使われているシール(充填剤)をキレイには打ちかえることができません
ここは水が廻ると一気に腐食が始まってしまう箇所です
何とか手の入るところまでは抜き取り、抜けないところは被せて増し打ちにてシールを施工します
シールの確認です
使用シールメーカー サンライズMSIは新築時のサイディングボードの色型番を伝えると新築時と同じシールの色を教えてくれます シールメーカーから出てきた色が
白はこれですTホワイトVです 変色していますがこれで問題なさそうです
茶はこれです
Tウグイスチャです この色でシールは発注をします
さて 一般的には仮設足場が立つと翌日洗浄が普通のようですが
問題が無ければ良いのですが、建物が建ち10年過ぎると何かしらがあるものです
まずは建物を確認してから洗浄に入るようにしています
今回はシールが破断している箇所があります この状態で高圧洗浄をしますと
水が外壁材断面と下地材の中に水が廻りこんでしまいます それは塗装後の塗膜の膨らみなどにつながるため破断している際は行いません
日当たりが良いところではまず破断しています
今回、外壁塗料はクリアーです 塗装後後打ちになるので、破断している箇所には仮打ちしておきます
仮打ちなのですが、判断している横に走る目地はなるべくして破断のようです
下地から直していきたいと思います
この3か所は下地から直していきます
下に見える金物(ハットジョイナー)ですが、同じ部材同士の継ぎ目に入れる際は問題はないのですが、角の部材との間に入れる際は凸部が手前に来すぎてシールに厚みがとれません 今回、シールに厚みを付けるため凸部を切ります
目地でのシールは5o厚は取ってくださいがメーカーからの仕様です
現時点で5oです これにシールを打ち均すと3mmほどしか打てません
これでは心もとないです
切り出す出す為の工具です
ボッシュカットソーです 手早く取るならばこれではなくもう少しパワーのあるものでも良いのですが、鉄を切る作業でハイパワーですと火花が出て外壁に多少焦げが付いてしまいます クリアー塗装の今回はハイパワーは使えずこれで慎重に切り出します
気を付けても欠けてしまう事もあります その際は色を入れ補修します
横に切り込みを入れていきます
ペンチでつかみ抜き取っていきます 奥に金属プレートが残っています これは取らなくても厚みが取れるので撤去はしません 3本撤去するのに大分時間を要してしまいました 約半日です
このまま金属の上にシールを打つことはできません 金属にシールが密着してしまうからです 仮でバックアップ材を入れておきます
厚み3mmのバックアップ材を入れました 後日、シール本打ちの際はこれをもう一度入れ直します
そして養生テープを貼っていきます
仮打ちのためのシールを用意します
そして打設していきます
仮打ちなので白です
残った時間で、まずは鳥よけを袋に入れ下ろしました
↓このマグネットは必要ですか?とりあえず袋に入れておきます
シャッターボックスの目荒らし研磨です これをしておかないと塗料が付着しずらくなります 明日は先行して錆止め塗料を塗ります
仮打ちのシールが土曜日ではまだ中までは乾かないと思われます 土曜日にエンジン工具(高圧洗浄機です)を朝から動かすのは、気が引けるのと ちょうど月曜日に傘マークが入っています どうせならば雨の日に洗浄をぶつけたいと考えています
ご近所様が洗濯物を干さないので気を使わずに済むからです
本日の業務は以上です
〒245-0053
神奈川県横浜市戸塚区上矢部町1624-116
TEL 045-435-5669
FAX